2025年3月、農林水産省は「食育に関する意識調査報告書」 (調査時期 : 2024年10月30日~11月25日, 母集団 : 全国20歳以上, 標本数 : 5,000人, 有効回収数 : 2,365人) の結果を発表しました。食育に関する意識調査報告書は、「食育に対する国民の意識を把握し、今後の食育推進施策の参考とする」ものになります。本調査では、食育への関心、共食の状況、非常食の用意など様々な調査項目があります。その中に現在の食生活を尋ねる設問も含まれており、日本人の現在の食生活の様相を把握することが出来ます。今回はこの調査結果の一部を抜粋し、日本人の食生活を見ていきます。ぜひ商品開発の参考にしてください。
目次
「主食(ごはん、パン、麺など)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品などを使ったメインの料
理)・副菜(野菜・きのこ・いも・海藻などを使った小鉢・小皿の料理)を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは、週に何日ありますか。」という設問にほぼ毎日と回答したのは36.8%、週4~5日が24.6%でした。若い世代 (20~39歳) では、ほぼ毎日が23.3%、週4~5日が19.8%となっています。若い世代では他の世代に比べて主食・主菜・副菜のバランスに配慮した食生活を送られていない状況が伺えます。
主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのが「週に4~5日」、「週に2~3日」、「ほとんどない」と回答した人に、3つそろえて食べる回数を増やすために必要なことを聞いたところ、上位は「手間がかからないこと」が61.4%、「時間があること」が47.5%、食費に余裕があることが43.7%という順になりました。栄養バランスがよい食事を取るためにも栄養バランスが重要なことが伺えます。
ふだん朝食を食べるかの設問に対して、「ほとんど毎日食べる」と回答した人が78.3%、「週に4~5日食べる」と回答した人が6.1%、「週に2~3日食べる」と回答した人が4.9%、
「ほとんど食べない」と回答した人が8.7%でした。若い世代(20~39 歳)では、「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合が57.1%、「ほとんど食べない」と回答した人が20.5%でした。朝食を抜く若い世代が多いことが伺えます。
ふだんの食事を自分で準備しているかの設問に対し、「ほとんどのものを食材から調理して、食事を準備している」が29.0%、「一部市販食品を取り入れて、食事を準備している」が41.3%、「ほとんどのものに市販食品を利用して、食事を準備している」が9.8%、「自分で食事を準備していない」が18.7%でした。食事の準備において、食材からではなく、市販食品を活用しながら調理をする人が50%以上となりました。加工食品が、食事の準備に大きく貢献していることが伺えます。
令和7年「食育に関する意識調査報告書」の結果から、日本人の食生活の傾向を確認してきました。若い世代が朝食を抜いたり栄養バランスに配慮した食生活が送れていなかったりする傾向が明らかになりました。また、食事の準備において、時短の重要性や加工食品の利便性も浮かび上がってきました。今後もこうした食習慣の傾向には注目です。
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