プラントベース専門店特集『2foods(トゥーフーズ)』

「店舗外観」画像：株式会社TWO提供

プラントベース専門店特集第2弾として、株式会社TWOが運営する“ヘルシージャンクフード”をコンセプトとした、プラントベースフードブランド『2foods』さんを取材しました。現在までに渋谷ロフト店、アークヒルズ店（六本木）、八重洲地下街店、銀座ロフト店、麻布十番店、テイクアウト専門のラボキッチン（人形町）、の６店舗があります。

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プラントベース専門店への思い
商品開発のこだわり
おすすめメニュー
目指す姿

プラントベース専門店への思い

左：「スパイシージャンクバーガー」右：「濃厚てりやきアボカドバーガー」画像：株式会社TWO提供

株式会社TWOは、世界の最重要課題を人口増加における食糧危機および気候変動などの環境問題であるとし、動物由来の食品に比べ、生産における資源効率が高く、環境負荷の軽減が期待されている、プラントベースフードの普及が必須である、と考えています。

食という大きなマーケットの中で、プラントベースフードは今後食のオプションになると考え、“ヘルシージャンクフード”をコンセプトとするプラントベースフードブランド『2foods』を立ち上げました。

このコンセプトは“ヘルシー”と“ジャンク”、 “健康”と“美味しさ”という対極にある２つが、１つに共存していることを意味しています。
ヒトの生活において、“食”は大切な要素であり、地球環境のためという理由で食べたいものを我慢し続けることは難しいかと思います。

『2foods』ではあえてプラントベースフードの“エシカル”な要素を前面には出さず、胸が躍るようなカラフルなビジュアルや、やみつきになる美味しさを、まずはお客様に伝えることを心がけています。美味しい料理を食べた結果、その選択が“ヘルシー”かつ“エシカル”だった、というプラントベースフードの可能性に気づくことができるブランド設計にしている、とのことでした。

商品開発のこだわり

左：「スパイシージャンクバーガー」右：「濃厚てりやきアボカドバーガー」画像：株式会社TWO提供

『2foods』のメニュー開発においては、プラントベースフードであるかどうかに関わらず、まずは「料理として美味しいものを作る」ということ、さらに、「驚きがある」ということを心がけてメニュー選定や味づくりを行っているそうです。

“ヘルシー”なものを“ヘルシー”なメニューで提供するのではなく、「このメニューがプラントベースで食べられるなんて！」という驚きや、実際に食べたときに「こんなにおいしいならプラントベースフードが良いよね！」という驚きを大切にメニュー開発を行っています。
しかし、プラントベースであるにも関わらず、ジャンクフードのような美味しさを目指したレシピはなかなか例がなく、プラントベースなのに見た目がカラフルでしかも味がおいしい、また食べたい、と思ってもらうために、独自にスパイスや調味料などを組み合わせ、レシピを開発されたとのことでした。

実際「まるでたまごなドーナツサンド」は卵不使用だと信じられないほどに卵の味がし、「ソイチキン南蛮丼」のチキンも、食感はもちろん、しっかり旨みを感じる美味しさでした。

目指す姿

今後は、新しいメニュー開発に力をいれると共に、店舗に来られない方にも『2foods』の料理をお届けできるよう、工業化商品の開発を行っていくとのことでした。また、プラントベースフード事業を拡大し、食のオプションとしてプラントベースフードを広めていくことで、社会や環境問題にも貢献していきたいと考えているそうです。

最後に、どのような方にご来店いただきたいかを伺いました。
「『2foods』は、プラントベースフードを限られた人が食べるという限定的なものから、誰が食べてもおいしくヘルシーというように、食のオプションにすることを目指しています。
毎日でも、週に一回でもいいので、幅広い方々に『2foods』の商品を召し上がっていただき、プラントベースフードをより気軽に楽しんでもらえるように、これからも活動していきたいと考えています。」

プラントベースに興味がある方はもちろん、プラントベースフードについては詳しくないけれど、カラフルなお店が気になる！という方も、まずは『2foods』さんのプラントベースフードを試してみてはいかがでしょうか。プラントベースに対するイメージが一新するような体験ができるかと思います！

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