目黒から電車で約10分、都心に近いながらも閑静で穏やかな街「奥沢」。駅から徒歩で数分のところに、深い青を基調とした落ち着いた雰囲気のカフェ“OKUSAWA FACTORY Coffee & Bakes”はあります。看板メニューのひとつ “ベニエ”は、巷でブームが噂されるフランス発の揚げドーナツ。昼過ぎには売り切れてしまうことも。今回はそんなOKUSAWA FACTORY Coffee & Bakesとベニエについて、取材をしてきました!
同店は「おいしいコーヒーと作りたてのお菓子を食べられるお店」というコンセプトで、2016年秋に奥沢にオープンしました。店内に入るとコーヒーの良い香りが漂います。奥の工房が店内から見えるようになっていて、商品がきちんと人の手で作られているのがお客様に伝わります。レジ横のショーケースには美味しそうな洋菓子や焼き菓子などのスイーツが並び、店内外の席でコーヒーを啜りながらそれらのスイーツを楽しめます。もちろんテイクアウトもOK。
OKUSAWA FACTORY Coffee & Bakesでオープン当初から販売している人気メニューがベニエ(仏:Beignet)です。ベニエはフランスの伝統菓子で、穴の空いていない揚げイーストドーナツです。フィリングにはジャムやクリームを入れることが多く、外側にはたっぷり砂糖をまぶします。形は四角いものが多いですが、特に決まりはなく丸いものからコッペパンのような楕円形まで様々。フランスではパン屋で買うことができ、甘くてしっかりボリュームがあるお菓子です。 br>
OKUSAWA FACTORY Coffee & Bakesではベニエは開店当時から販売している人気メニューです。当初のコンセプトが「コーヒーに合うお菓子」「片手で食べられるもの」「誰もが好きで毎日でも食べたいおやつ」で、至ったのがドーナツでした。ドーナツではなくてベニエとして販売を始めたのは、当時の姉妹店がフランス菓子を中心に販売していたからだそうです。甘すぎず、軽さがありながらも、揚げ菓子ならではのもっちり感や食べ応えを楽しめるよう、イーストや発酵時間を調整し今のレシピが出来上がりました。
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同店のベニエは丸型です。ラインナップは平日2種類(シナモンシュガー、ジャム入り)、土日祝はそこにカスタードが加わり3種類になります。ジャム入りは季節によって味を変えており、はっさくとクリームチーズ、苺とルバーブなどがあります。今回はシナモンシュガーとジャム入り(苺とルバーブ)をいただきました。丸い形のベニエは一見ふんわり軽い食感を想起します。しかし一口食べてみたところ、予想とは少し違った食感でした。生地はふんわりしつつも、意外にしっかりとしていて歯切れがよく、噛み応え・食べ応えがありました。揚げていますが油臭さはなく、コーヒーによく合うちょうどよい甘さです。
また、苺とルバーブのジャムがたっぷり入ったベニエ(写真)は適度に酸味が効いており、とてもおいしくいただけました。
筆者は今回テイクアウトでしたが、店内は落ち着いた雰囲気で居心地が良く、休日にのんびりコーヒーとスイーツを楽しみに行くのも良さそうです。 br>
OKUSAWA FACTORY Coffee & Bakesは創業時のレシピを守りつつ、「今」のニーズに応えるような商品づくりを行っています(最近ではグルテンフリーケーキが人気だそうです)。次はどのようなスイーツが発売されるのかとても楽しみです。ベニエは毎朝10時に揚げたてが店頭に並びます。午後には売り切れることもあるので、ぜひ午前中にベニエを食べに行ってみてください!
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