前回の 代替肉商品に続き、今回はヨーロッパで販売されている中食、冷凍食品の市販品情報をご紹介します。フランスを代表するスーパー Monoprix、7年連続フランス人の好きな食品ブランドNo.1を受賞したPicard、デンマークのセブンイレブン等の商品棚を視察し、実際のトレンドを調べてきました。
(調査日:2019年12月)
ボックス型のパスタがフランスでは流行しているようです。気軽に持ち運びができて、レンジでチンするだけで簡単に美味しいパスタが作れる商品となります。オフィスで食べる昼食としても最適です。Sodebo社の製品はNUTRI-SCOREマークがついており、健康を意識している消費者もターゲットにしていました。
*NUTRI-SCOREマークとは
NUTRI-SCOREは食品のパッケージの表面に色分けされたAからEまでのスコアを表示して、加工食品の栄養クオリティーを見やすくするもの。「野菜」「果物」「食物繊維」などの要素が多く含まれる場合はプラス評価(A評価に近づく)に、逆に「糖質」「塩分」「飽和脂肪酸」などの要素が多く含まれる場合はマイナス評価(E評価に近づく)になるシステム。
Picardは「食卓を楽しむ」ことをモットーにあらゆるジャンルの冷凍食品が溢れるスーパーマーケットです。7年連続フランス人の好きな食品ブランドNo.1を受賞したPicard食品はカラダにやさしく毎日食べるための家庭風料理です。(ピカールHPより)
日本ではあまり見られない一食分お弁当タイプの冷凍食品もピカールでは定番商品の様子でした。また、フランス人には欠かすことのできない“アペリティフ“向けの商品も数多く販売されていました。
デンマークでは1993年にコペンハーゲンで初の店舗をオープンさせたのを皮切りに、現在183店舗まで展開されています。今回はデンマーク オーデンセ駅付近のセブンイレブンの商品棚をご紹介します。
日本でよく見かけるようなレンジアップして食べるお弁当はほとんど置かれてなく、惣菜棚に置かれている商品数は少なめでした。サラダやサンドイッチ、パスタが中心で、レジ横にはピザや焼き鳥、パイなどが販売されていました。日本で大流行したコーヒーマシンはもちろんですが、ジュース・シェイク用のドリンクサーバーも設置されていました。また、ベジボールやGluten free 、vegan向けのヨーグルト等も販売されていました。
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