今、世界で流行りのスイーツ・デザートとは?

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日本は、世界中のありとあらゆるスイーツが堪能できる、まさにスイーツ天国といえます。そんな日本のスイーツやデザートのトレンドはこの先どうなっていくのでしょうか。そこで今回は、スイーツの本場、フランスの新商品発売状況から、今後の日本のスイーツ・デザートのトレンドを探っていきます。

本場フランスから日本のスイーツ・デザートのトレンドを占う

マカロン

日本発のスイーツやデザートブランドの商品には優れたものが多いですが、ふと贅沢な気分になったときに目が行くのがお菓子の本場、フランスブランドのスイーツです。
最近のフランスのスイーツやデザートの新商品発売状況から、3つのトレンドをもとに、日本のスイーツ・デザートのトレンドを占ってみましょう。

【トレンド1】この冬先取り!温めて食べるデザート

フランスでは温めるスイーツが流行しており、このカテゴリでは、どんどん新商品が発売されています。ギンガムチェックがトレードマークのボンヌママンは、よく日本でもジャムの商品を見かけることがあると思いますが、このボンヌママンからも温めて食べるデザートがいくつか出ています。
例えばレンジで温めると中心部分からとろとろのチョコレートソースが出てくる半生チョコレートケーキのフォンダンショコラや、レンジやオーブンで温めると表面のカラメルのサクサクとした感じとクリームのトロッとした感じの、食感のコントラストが楽しめるクレームブリュレなどがあります。
このように温めて食べるデザートはフランスでは一般的で、スーパーにも並ぶ身近なものになっています。日本でも、冬のチルドデザート需要喚起のため温めて食べるスイーツが各ブランドから発売されていることから、消費者の認知は徐々に拡大してきていると考えられます。寒い冬にひと手間加えてあったかデザートを食べる、そんな贅沢「体験」が消費に結びついているのではないでしょうか。
さらに昨年では、セブンイレブンで「レンジで温めみたらし団子」や、ローソンで「とろ~りチーズのチーズスフレ」が販売されるなど、コンビニエンスストアでも気軽に購入できるようにもなっており、今後は新たな定番になりつつあるのではと思われます。

【トレンド2】 罪悪感マーケティング

続いては「罪悪感マーケティング」のトレンドです。罪悪感マーケティングとは、「相手から何かをしてもらっているのにお返しできないのは申し訳ない」というような「相手に罪悪感のある状態」において解決策を提示することが心理学的に受け入れられやすいということを活用したマーケティング手法です。
例えば、コーラなど嗜好性ジュースを買うとき「体に良くないもの」を購入しようとしている罪悪感が生まれます。そこに難消化性デキストリンなど「体に良いものが配合されている」という解決策を提示することで購入の後押しをするなどのように活用されています。
食品業界における罪悪感マーケティングの解決策の作り方には主に次の4つがあります。

①イメージの良い素材を配合する
②低糖質やローカロリーにする
③濃厚だが少量にする
④「ご褒美」に「限定」などのキーワードを付加する

先のコーラの例は一番上の「イメージの良い素材」に分類されます。また最近よく見かけるのは「低糖質」で、太りそうな罪悪感のあるものに対して、糖質がコントロールされていて太らないという解決策を提示するものです。さらに、その派生として「濃厚だけど少量」といったもの、あるいは、「ご褒美」や「限定」などのキーワードも解決策になり得ると考えられます。

【トレンド3】 宅飲み需要とアペリティフ

3つ目は、宅飲み需要が高まっていることから、自宅などでのパーティーで楽しめるおつまみなどがトレンドになっているということです。

フランスでは、アペリティフという「夕方頃、ディナーの前に仲間と集まり、軽くつまみながらシャンパンを飲む」といった習慣があります。アペリティフは、一般的には食前酒という意味で使われることが多いですが、ここではこうしたパーティーのことを指します。
実際にフランスでは、見た目にもおしゃれな前菜が市販されており、不況の影響でレストランより自宅でのパーティーが増えたことから、アペリティフのようにパーティー向け、手軽で本格的、しかも見た目もおしゃれといった商品の販売が伸びているようです。
日本国内では、近年、「RTD(Ready to drink)」や「RTS(Ready to Serve)」などのジャンルのアルコール製品の流行の兆しを見せており。ここ数年市場拡大を続けています。

・RTD(Ready to drink)
例.買ってそのまま飲めるカクテル

・RTS(Ready to Serve)
例.氷を入れたグラスに注ぐだけ

「サントリーRTDレポート2014」ではRTDの食事中に利用する理由として2013年は「料理と一緒に楽しめる味・フレーバーが増えた」や「甘すぎない商品が増えた」が2012年より増えていることから、料理と同時に楽しむという需要の広がりが宅飲みニーズをより満たしているのだと考えられます。
このことからも、宅飲みにふさわしいおつまみという観点からの製品が求められているといえるのではないでしょうか。

まとめ

フランスのスイーツ・デザートトレンドから、日本のスイーツ・デザートトレンドを予想することができます。ぜひ参考にして、一足先に、トレンドを押さえた商品づくりを行っていってはいかがでしょうか。

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